着床前診断について
当院は、日本産科婦人科学会より2022年3月30日付で「不妊症および不育症を対象とした着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)」、「不妊症および不育症を対象とした着床前胚染色体構造異常検査(PGT-SR)」の実施施設として認定を受けました。
・着床前診断とは
着床前診断とは、移植前に受精卵(胚盤胞)の遺伝子・染色体を調べる技術です。異常が明らかな胚を移植しないことで、流産率の低下、出産率の向上が期待できます。
・PGT-A(着床前胚染色体異数性検査)
胚の全染色体を検査し、数的異常や不均衡があるかどうかを検査し、異常がない胚を選んで移植する方法です。
・PGT-SR(着床前胚染色体構造異常検査)
染色体の形の変化(均衡型染色体構造異常)が原因と考えられる習慣流産(反復流産を含む)の既往があるご夫婦を対象に、染色体構造変化のない胚を選んで移植する方法です。
詳細は「Q&A」をご参照ください。